2022.10.16

リトウリンダの11月13日(日)から始まる二人展のお知らせです。

11月13日から始まる二人展のお知らせです。今回は、江戸時代から続く旧家の古民家での展示となります。今回の展示は旧作が中心です。新作は来年(2023年)の3月に行われる兵庫県立原田の森ギャラリーで発表します。

会場の「アートギャラリー河野邸」は大阪の中心地と違い、多くの緑と自然に恵まれた土地柄です。この地には、「和泉市久保惣記念美術館館」などが在り、市民による文化振興が行われています。会場の「アートギャラリー河野邸」も、今後は美術館や地元のアーティスト達と、より連携をはかりながら活動を行うようです。オーナーの佐古さん夫妻は、音楽・彫刻家と、ジャンルが違えど現役のアーティストで、楽しい方です。ぜひ、休日のお天気の良い日に和泉市にお出かけしてください。


リトウ リンダ(グラフィック)+佐古馨(木の器) 二人展
Linda Ritoh+Kaoru Sako Collaboration Exhibition at Kawanotei
2022.11/13sun.〜11/27sun.
11:00〜17:00最終日は16:00まで/月曜休廊

シルクスクリーンなどによるプリント手法を駆使した版画やポスターのシリーズ作品を発表し続ける作家リトウリンダと、彫刻家であり、ユニークな木の器を作り続ける作家佐古馨が、ここ河野邸の空間で、互いに挑発し、響き合いながら刺激的なアート・セッションをおこないます。この歴史ある建築空間とは、一見不釣り合いなイメージを与える二人の作家による不思議なセッションとなることが、真の狙いです。強烈なメッセージを内包するリトウリンダのアート作品と、プリミティブで個性の塊そのものの、佐古馨の木の器による、ジャンルを越境した不思議なコラボをお楽しみください。

作家在廊日などの詳しい情報は、11月上旬にギャラリーHP(河野邸)に掲載
https://www.kawanotei.com/
※河野邸アートギャラリーHP・SNSでの情報掲載は、10月下旬頃の予定

ACCESS
[電車の場合]
泉北高速鉄道「和泉中央」駅よりバス乗車 約10分 
南海バス9番のりば 春木川線 「春木川」行き「若樫」行き
1番のりば 緑ヶ丘団地線「美術館前」行き「松尾寺」行き
いずれも バス停「内田上」下車徒歩1分
※本数が少ないので、バスダイヤをご確認ください。 
[お車の場合]
阪和自動車道「岸和田・和泉」インターチェンジ下車約3分 
お車でお越しの際は久保惣美術館の無料駐車場をご利用ください。

[河野邸 アートギャラリー]
営業時間 11:00〜17:00
定休日/月曜日
※展示開催外は閉廊しています

[Laboratoire / Halegina Cafe]
営業時間 11:00〜16:00 
定休日/月曜日・火曜日

住所/大阪府和泉市内田町3-5-11

2022.9.18

「第17回メキシコ国際ポスター・ビェンナーレ 2022」から、ポスター入選の知らせが届きました。

今年もまた、メキシコから嬉しいニュースが届きました。私の作品は、環境や戦争をテーマにしているので、世界中で戦争や災害が続いているので複雑な気持ちでいっぱいです。

2年に一度メキシコの美術館で開催される国際ポスター・コンペティション「第17回メキシコ国際ポスター・ビェンナーレ 2022」から、私(リトウリンダ)のポスター作品が入選したとの知らせが届きました。

初めてエントリーした24年前の第5回(1998年)〜今回の第17回(2022年)までの間、幸運なことに8回も連続的に入選させていただきました。(1998年・2000年・2004年・2006年・2008年・2018年・2020年・2022年)これまでの私の一連のポスターシリーズは多くの仲間たちに支えられ、プロジェクトが実現しました。取り急ぎですが、この場をお借りしてお礼とご報告を申し上げたいと思います。

これまで私は、あまり日本国内で纏まった展覧会をせずにきました。元来、不精者の上、制作ばかりに夢中になっていたことで、まともなご報告をせず、今日に至ってしまいました。そういう事もあって、この紙面をお借りして、来年の3月に神戸で行われる私の展覧会「リトウリンダ回顧展+新作展(仮称)/兵庫県立原田の森ギャラリー」のご報告をさせていただく事になりました。この神戸での展覧会では、これまでの約30年間に渡る私のアートワークとポスターシリーズを囲んで、関わっていただいた方々と当時のお話しができればと、思います。神戸での展覧会では、ご協力していただいた全ての方のクレジットも添付する予定です。

〈今回の入選作品〉
“17th International Poster Biennial in Mexico / 2022”
Title : NO WAR-Children are watching

アートディレクター・デザイナー/リトウリンダ/Linda Ritoh
コピーライター/リトウリンダ/Linda Ritoh
フォトグラファー/奥村達也/Tatsuya Okumura
プリンティング・ディレクター/TWO-JAPAN

〈初めての入選作品2点/参考掲載〉
“5th International Poster Biennial in Mexico / 1998”
Title : Linda Ritoh Exhibition – Double Personality

アートディレクター・デザイナー/リトウリンダ/Linda Ritoh
コピーライター/リトウリンダ/Linda Ritoh
フォトグラファー/森山智彦/Tomohiko Moriyama
プリンティング・ディレクター/株式会社大塚孔版

2022.5.24

餃子の王将「おいしい力を、届けたい。」ブランドポスターのデザインを
リビドゥ制作チームが担当しました。

先日公開・オンエアーされたCFとリンクした、餃子の王将「おいしい力を、届けたい。」ブランドポスターのデザインをリビドゥ制作チームが担当しました。(主演/仲野太賀さんが出演する「餃子の王将 2022年新CM」)

餃子の王将 ムービーギャラリー
https://www.ohsho.co.jp/movie/index.html

トータルディレクター・コピー ライター/岡本秀仁(岡本組)
アートディレクター・デザイナー/吉澤智華(有限会社リビドゥ)
スチール写真/森善之(七雲)
テレビCM制作/株式会社アットアームズ
(※下記のポスターの掲載は西日本版ポスターです。)


その他の「餃子の王将」の広告作品も面白いので、ぜひご覧ください。

[関連動画/餃子の王将プロモーションビデオ]

CMプランナーでもある岡本さんのユーモア満載の面白映像です。
抱腹絶倒間違いなしで、笑えます。ぜひこれも楽しんでください。

餃子の王将 「二人の餃子(カラオケ編)」
https://www.youtube.com/watch?v=2M-AXafx8r4
餃子の王将「二人の餃子(レシピ編)」
https://www.youtube.com/watch?v=1_qmLZUa8Tg

餃子の王将新ブランド テイクアウト&デリバリー専門店「ジョイ・ナーホ」のVI
(ロゴ・サイン・アプリケーション展開)」/デザイン制作有限会社リビドゥ制作チーム

2022.2.28

2022年「The 4th Block/ウクライナ」について

踏み躙られた怒り、悲しみ、失望。
祈る事しか、出来ない強烈な挫折。
いつも、弱き人達のそばにいます。
Trampled anger, sadness, disappointment.
A strong setback that can only be prayed.
May you always be on the side of the weak.

私はこれまで誤解を避けるため、自分の思想信条などをSNSなどで公開することを避けてきました。政治や宗教などの問題について、私自身が勉強不足であることもあり、敢えて避けてきました。しかし、今回のウクライナの件だけは我慢ができず、ここに公開することにしました。

毎朝毎晩、ウクライナから悲しいニュースが続いています。他方で、(一見)平和で安全そうな日本にいて、日々流れてくる彼らの悲痛な訴えを見ても、何もアクションを起こさず、ただ指を咥えてオロオロしている自分に、情けなさと後ろめたさを感じています。それもあって、私が行なってきたグラフィックポスターやアートワークなどの活動すら、「机上の綺麗事」に思え始め、これまでの信念が揺らいでいます。若い頃によく模写していたピカソのゲルニカや、影響を受けた内戦下の時代のポーランドのポスターのことを、今もう一度思い出して、その意味をおさらいしています。同時に、グラフィックデザイナーの仕事やアートの表現とは何の意味があるのか、このままで良いのかと、自問自答している毎日です。

くしくも、核・反戦・人権・生命・環境をテーマにした私のポスター作品の一連が、つい最近までウクライナのポスター美術館「The 4th BLOCK」で取り上げられ、展示されていました。ここに掲載されている写真は、2018年に行われたポスタービエンナーレでの風景の一部です。この頃のウクライナの人達も皆穏やかな顔で、自由な空気を満喫していました。

近年、ウクライナの人達はこういったデリケートな問題に正面から取り組み、世界に訴えて来ました。この際、私達の作品(写真家奥脇氏との共作です)などは、どうなっても良いのですが、ウクライナの罪の無い一般市民の生命だけは、何としても助かって欲しい。理由がなんであれ、他国への侵略と武力攻撃は許されるものではない。連絡が途絶えた今、祈ることしかできない自分の無力感に、押し潰されそうです。私達の作品も、何の力にもなれずに、ウクライナで泣いている。ただただ、これ以上の犠牲者が出ないことを祈るばかりです。

リトウリンダ